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このページはこちらに移転しました 本棚の虹 作詞/あくし 作曲/せきゆ 飴色の窓 カビ臭い部屋 本棚の裏 古ぼけた写真 あの頃はただ 無いはずの先 夢見続けて 歩いていました いつの間にか僕らの間に 小さな隙間が開き始めていて いつの日にか僕らは共に 別々の道を歩き始めていた あの日二人で見た 小さな小さな虹を あの日思い出していたら 二人は一緒だったかな 小さな手と手 握って 音源 本棚の虹
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Unsere Digiwelt Sterne über den Wolken haben uns hierher gebracht. Wir wollten ihnen folgen jeden Tag und jede Nacht. Das Meer war unser Begleiter endlich war dann Land in Sicht. Unsere Reise geht jetzt weiter, über uns das Sternenlicht. Welches Abenteuer steht uns bevor sag mir wann nur öffnet sich für uns jedes Tor? Wir ziehen weiter durch die Digiwelt. Wir breiten unsere Flügel bis hin zum Horizont und wir fliegen gemeinsam hoch unter dem Himmelszelt Wir ziehen weiter durch die Digiwelt und mit uns ziehen alle die auf der Suche sind Denn es ändert sich alles wenn man zusammenhält. Abenteuer finden wir und du bist mit uns unterwegs. Wünsche sind so wie Sterne so grenzenlos und frei und siehst du sie aus der Ferne sehnst du sie ganz nah herbei. Große Wünsche sind Still, bis sie endlich jemand weckt. Und der Freund den ich will hat sich in meinem Wunsch versteckt. Unseren Träumen fliegen wir hinterher über die Berge, und dann über das Meer! Wir ziehen weiter durch die Digiwelt. Wir breiten unsere Flügel bis hin zum Horizont und wir fliegen gemeinsam hoch unter dem Himmelszelt Wir ziehen weiter durch die Digiwelt und mit uns ziehen alle die auf der Suche sind Denn es ändert sich alles wenn man zusammenhält. Abenteuer finden wir und du bist mit uns unterwegs. 訳詞 【メドレー動画07/09/09コメントより転載】 雲の上の星々が 僕らをここへ導いてくれた いつも、いつでも その光を目指していきたい いくつもの海を越えて ようやく陸が見えてきた 僕らの旅がまた始まる 空に星々が輝いている限り どんな冒険が僕らを待っているの? 教えて、どうすれば前へ進むことが出来るの? 僕らはデジタルワールドを進んでいく 翼を大きく、地平線に届くほど広げて 一緒に、自由にこの大空を飛んでいこう 僕らは立ち止まらない 同じ夢を持った 仲間達がいるから 力を合わせれば 奇跡を起こすことだって出来るから 僕らの旅はまだまだ続く 僕らはまだその途中だよ 人の願いは、まるで星のよう 果てしなく、そして自由で 今は手の届かないあの星たちに 君もあこがれているの? 強い想いが人を変え そして力を与えてくれる 僕の大切な仲間は まるで、僕の "想い” そのもだ 僕らはどこまでも夢を追い続ける たとへ道がどんなに険しいとしても 僕らはデジタルワールドを進んでいく 翼を大きく、大地に広げて 一緒に 自由にこの世界を飛んでいこう 僕らは前へ進んでいく 同じ夢を持った 仲間達がいるから 皆が一緒なら どんな困難も乗り越えられるから 僕らの旅は まだまだ続くよ
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池沼唯の添い寝 深夜、姉である唯が寝しずまった後、憂は静かに唯の部屋のドアを開けた。 重度の知的障害をもつ唯は精神が幼児のままなので、たいがい10時ごろには「あう!ゆい、ねゆ!」といってまどろみ始める。 池沼唯は寝る前にたいがい粗相を2、3回して、憂におしおきされ泣いているため、この時間には泣き疲れるのだろう。 たまに夜中になっても煩く騒ぎ、奇声をあげつづけることはあるが、そういう時は憂は問答無用で気絶させて黙らせることにしている。 今日は食後2回のブブブー(おまけに一回は風呂の中だ!)としつこいアイスねだりで、既に計3回泣かされている。 そのため、唯は今日ははやめにおねむとなったようだ。 唯「ふゅごー!…うみゅー…(-p-)zzz」 唯の鼻は終始つまりぎみなため、いびきがとてもうるさい。おまけにたまに池沼なうなり声が混ざっており、唯の池沼ぶりを見事にあらわしているようだ。 憂「…よく寝てる…」 唯「ふぉごー!…しゅごー!…zzz」 憂は唯を起こさないように、やかましいいびきの音をたよりに、暗い部屋をそっとベッドに向けて移動する。 目が慣れてくるにつれ、ベッドの上にモゾモゾと動く不気味な物体が見えてくる。 池沼唯の寝姿だ。 唯「あひゅぅぅ~…ふんごぉぉ~…!(-p-)」 憂はそっと唯をのぞきこむ。 その顔はあいかわらずの池沼顔であり、だらしなく開いた口からは涎がだらだら溢れており、それが垂れる跡が何本もの筋になっている。 顔のパーツのみを見れば、つくり自体は憂に似ている愛らしいもののはずだが、明らかに健常者と違う池沼独特のまぬけな表情と、だらしなく太ったほほや下顎のたるみがそれを台無しにしている。 同じ姉妹であるのに、知能の程度によってこれほど容姿に差がでるとは…。 しかし、そんな池沼な姉を見る憂は、夕食後に唯をおしおきした時の般若のような顔とは似ても似つかない表情をしていた。 憂「…ふふっ」 そう、憂はここのところ毎晩こうやって、唯が寝たあとに唯に夜ばい(?)をかけていたのだ。 世間一般から見れば、体だけでかい子どものような、いや幼稚園児すらも持っている最低限の理性すらももてない唯は見苦しく迷惑なだけだが、憂にとってはそんな唯はむしろ誰よりも純粋で汚れのない、愛くるしい存在であった。 先ほど述べたとおり唯は池沼ゆえに最低限の見てくれさえ整えることができない汚い女なのだが、その容姿すらも憂にとっては可愛いらしく、天使のように映るらしいのだ。 しかしいくら唯が可愛くても、起きている唯のわがままな池沼行動は溺愛している憂ですら放っておけないほどのものなので、おしおきせざるを得ない。 憂も本心では愛する姉をたっぷりねっぷりと愛でたいのだ。 しかしそんな気持ちなど知るはずもない唯の池沼っぷりで、起きている間はそれもかなわない。 そんなジレンマを解決するのが、「寝ている唯を可愛がる」という考えだった。 これならば、唯の池沼な言動にふりまわされず、思う存分可愛い(?)寝顔を楽しむことができる。 唯「ぶるすこぉー…!ぶるすこぉー…!(-p-)」 憂(寝ているお姉ちゃん可愛いヨダレたらしてるお姉ちゃん可愛いいびきかいてるお姉ちゃん可愛い鼻がつまってるお姉ちゃん可愛い寝相が悪いお姉ちゃん可愛いお姉ちゃん可愛いお姉ちゃん可愛いよお姉ちゃん) 憂「ブツブツ……」 完全に危ない人である。この姉にしてこの妹ありというわけだ。 池沼な姉とヒステリックで倒錯した妹。これが近所でも恐れられている、平沢姉妹である! 憂「さぁお姉ちゃん、今夜もたっぷり楽しもうね」 バッ 憂は唯のかけ布団をはぐ! 憂「…んっ!くさっ!」 途端に鼻をつく悪臭―。 布団の中にこもっていた唯のおねしょや、寝汗などの体臭が外気に触れたのだ。 一方、唯は自分の放った池沼臭に気づかず、さらに勢いよく放屁をかました! ブブピー! 唯「あぅ~…ふんぐぉ~ふんぐぉ~」 唯の体は池沼ゆえの自制の無さかまるまると太っており、そのむくんだ体を大の字にして惰眠を貪っていた。 突きでた腹が「なかよし」の文字がプリントされたパジャマから窮屈そうにはみ出ており、唯の不規則ないびきにあわせて上下する。 一方の憂は、普段ならこんなくさい姉を見れば怒りのあまりビンタをするところだが、今は違うようだ。 憂「ハァハァ…お姉ちゃんのニオイ…すーはー…」 憂は長年この池沼と同じ空間で過ごしてきたため、唯独特の池沼臭にも慣れていた。むしろそのニオイを嗅いで欲情するようにすらなっていた。 しかし、このくらいの変態でなければ、池沼の介護などできないのかもしれない…。 つんつん たっぷりと愛する姉の池沼臭を鼻腔にしみこませた憂は、今度は姉のたるんだ頬を指でつつき始めた。 唯は頬をつつかれて寝苦しいのか、奇妙なうなり声をあげる。 唯「ん…うぅ~ぅ?…う”ーう”ー(=q=)」 寝言のようだが、起きている時とほぼ変わらないレベルの反応だ。所詮唯の知能などその程度だ。 憂「寝苦しいのかなぁ~。ふふ、もうちょっといじわるするね…」 憂は普段わがままでふりまわされている姉が、自分にされるがままになっていることに快感を覚えていた。 つんつん と、その時 唯「あ~う…あいちゅ…(-q-)」 ちゅぱっ 憂「あ、おねぇちゃ、」 唯「あ~う♪…ゆいの…あいちゅ~♪(-q-)」 ちゅう、ちゅう、れろれろ… 憂「あ、あん、おねぇちゃぁぁん…はぁ、はぁ」 なんと、この池沼さん、憂の指をアイスと勘違いして口に含んでねぶりまわし始めた! それにしても、寝ても覚めても考えるのはアイスのことだけとは…残念な18歳である。 一方の憂は、指を無邪気に舐める唯に興奮したのか、あえぎ始めたではないか! 真夜中の部屋に、憂のあえぎ声と、池沼の唾液がからむ汚らしい音だけが響いた…。 池沼唯のSS に戻る (2011.02.09) カウンター 今日 - 昨日 - 合計 -
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ぼくらのうつ【登録タグ VOCALOID ほ 初音ミク 曲 香椎モイミ】 作詞:こゆき(っょぃ) 作曲:香椎モイミ 編曲:香椎モイミ 唄:初音ミク 曲紹介 香椎モイミ氏の12作目。 Illustration あめりおじさん 歌詞 愛想笑いを貼っつけて狭い教室で息を殺した 優しさを言い訳にしたら 悪だって許されるでしょうか? 遠い未来に思い馳せ 今から目を逸らし生きてる そんな僕らはみんな普通 他人の普通は異常です 出来損ないのソリチュード 「いつかはきっと」の繰り返し 愛されたいじゃん 誰だって 嘘で塗り固めても わかってんだよ きっとそうだろ? いくら足掻いても 結果は実らなくて 腐ってんだよ 頭ん中まで いつまでも迷子のまんまなの こんな世界に 産み落としてくれて 本当にありがとう 心からのヘイト 澄んで綺麗な言葉だって 吐けるのは人生の勝者だけ 優しさを建前にしたら なんだって 言えるのでしょうか? 遠い未来に思い馳せ 今から目を逸らし生きてる こんなもんかって結局 押し込むことしかできやせず 世間なんてその程度 恨みや嫉妬の繰り返し 愛されたいじゃん 誰だって それが許されずとも 庇ってんだよ みんなそうだろ? 結局自分がいちばん可愛くって 隠してんだよ そんな醜さを 中身など 誰しも変わらない こんな世界に産み落としてくれて 本当にありがとう 心からのヘイト 未完成なの 許してくれよ 今までちゃんとやってきた 初めての 悪い子なの 許して 許して 許してよ 「ごめんなさい」 わかってんだよ きっとそうだろ? いくら足掻いても 結果は実らなくて 腐ってんだよ 頭ん中まで いつまでも迷子のまんまなの 忘れるくらいなら 進めなくてもいい 未完成の私たちに 精一杯の愛を コメント 名前 コメント
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注意 善良なゆっくりが虐待されます。 虐待自体の描写は薄めです。 れいぱーの描写があります。 お兄さんの愛したれいむ 初めてゆっくりというものを飼いはじめた ハンドボールくらいの大きさのれいむ種というやつだ 独り身の寂しさを紛らわそうと立ち寄ったペットショップで その愛らしさに一目惚れして衝動買いした れいむは優しいペットショップのお姉さんやブリーダーのお兄さんに囲まれて 素晴らしくゆっくりと育った お行儀がよくいつもニコニコ ペットショップを訪れる人が誰も微笑み返さずにはいられない可愛いれいむ れいむと一緒に飼育グッズも買った ゆっくりフードにゆっくりハウス これからの季節に備えて防寒着のおくるみも れいむは気に入ってくれるかな とってもゆっくりしたおにいさんだ ペットショップからお兄さんの家へと帰る道すがられいむはゆっくりハウスのなかで幸せだった きょうからあのゆっくりとしたおにいさんといっしょのせいかつががはじまるんだ れいむの心はぽーかぽーかだった さあ、ここが新しいおうちだよ れいむをゆっくりハウスから出して、改めてご挨拶 ゆっくりしていってね たわいのない言葉だけど、俺の心は温かくなった とてもゆっくりしたおうちだよ ゆっくりハウスから出たれいむの心は弾む ゆっくりしていってね 改めてお兄さんにごあいさつした 可愛いれいむ お前がうちに来てからなんだか毎日が楽しいよ 柔らかくて温かくて、素直で優しい 綺麗なれいむ やさしいおにいさん れいむのこころはぽーかぽーか すてきでたのもしい ゆっくりとしたおにいさん ゆっくりとした日々が続く 仕事帰りの疲れた体も れいむを見ると癒される お前と会えて、本当に良かったよ まいにちがゆっくりしてるよ おにいさんはよるまでおしごとたいへんだけど おうちではれいむといっぱいあそんでくれる おにいさんとであえて、れいむほんとうにしあわせだよ ただいま いつも真っ先に迎えに来てくれるれいむがいない 代わりに部屋の奥かられいむのすすり泣くような声が聞こえる まさか…れいむ! おにいさんごめんなさい れいむなにもできなかったよ まどさんをわってれいぱーがおうちにはいってきても ふるえるだけで…なにも…できなかったよ… 暗い部屋の隅でれいむは泣いていた 頭からは植物の茎のようなものが何本も伸びている ゆっくりの妊娠だ 冷たい風の吹きこむ方を見ると窓ガラスが割られていた おにいさんごめんなさい、れいむはやくたたずだね おにいさんのおうちあらされちゃったよ れいぱーがまどさんをわってるあいだ、にげてかくれることしかかんがえられなかったよ ゆぐっゆぐっ れいむ、お前は悪くない 今体をきれいに拭いてやるからな その前にこの汚らわしい茎を引っこ抜くか ちょっと痛いかもしれないけど我慢してくれよ おにいさん、まって! まだひとりいきてるおちびちゃんがいるよ れいむ、れいぱーはきらいだよ… でも、おちびちゃんにつみはないよ! れいむ、何を言っている? 俺はお前を傷つけた奴を殺してやりたいくらい憎んでいる そしてそいつがお前に植え付けた その醜い塊も憎い おにいさん、そんなこといわないで ほかのおちびちゃんたちはみんなえいえんにゆっくりしちゃったけど、 このおちびちゃんはいっしょうけんめいいきようとしてるよ れいむ、このおちびちゃんにはしあわせになってもらいたいよ! れいむ、お前は優しいな だが俺はその憎たらしい饅頭を養うつもりは無い 引き抜くぞ れいむを上から押さえつけたとき、俺は涙を流していた おにいさん、おねがいします れいむ、もういっしょうほかにはおねがいごとなんてしないよ おにいさんのいうことききます、おちびちゃんにもいいきかせます だからおねがい、おちびちゃんのこところさないで!! その夜一晩、れいむは泣き続けていた 翌朝も朝の挨拶をし、餌を食べて普段通りの生活をしているが、お互いぎくしゃくしている 顔はずっと暗いままだった 子どもと茎の捨てられたゴミ箱を苦しそうに眺めている おにいさん。れいむ、ぶりーだーのおにいさんからきかされてたよ おちびちゃんをかってにつくるのはよくないって。かいぬしさんがゆっくりできないって れいむもね、ずっとそうおもってたよ。おにいさんがゆっくりしてくれるなら、おちびゃんはがまんしようって でもね、おちびちゃんができて、なにかがかわっちゃったよ。れいぱーのこでも、そだててあげたかったよ… れいむは俺に恨み言は言わなかった だがその顔にはいつも影があるようだった なんだ、その顔は。何が言いたい。 あんなに愛おしかった、あんなに綺麗だったれいむが、別のものに変わってしまったように思えた おにいさん、いたいよ! やめてね、ゆっくりやめてね! ゆっくりごめんなさい!れいむ、なにかわるいことしたならあやまります! おねがいだから、もうぶたないで! 目の前でれいむが泣いている 気が付くと俺は右手にベルトを握りしめていた れいむの体中にたくさんの傷がついている 俺は…俺は何をやっているんだ… おにいさん、なかないで れいむもおにいさんにべるとさんでぶたれていたかったけど、 おにいさんもきっとかなしいことがあったんだね ぺーろぺーろ、いつものおにいさんにゆっくりもどってね その日から俺は度々れいむに暴力を振るうようになった 何をやっているんだ、れいむはこんな仕打ちをうけるようなこと、何もしていないじゃないか 自分に非は無いのに、泣きながら謝っている それなのに…俺はお前のその目を見ると… おにいさんはれいむをぶったあと、 かならずれいむをだきしめてなくよ。ごめん、ごめんって言いながら れいむ、わからないよ どうしてこんなにやさしいおにいさんが、あんなことするのか 最近れいむの俺を見る目が変わってきた まるで俺を憐れむような、俺を見下すような目だ 俺はお前の飼い主だぞ いや…理不尽な暴力を振るうような男は、飼い主失格か おにいさん、れいむはおにいさんのこと、にくんでなんていないよ! おにいさんのこと、みくだしたりなんてしてないよ! どうしてそんなこというの!? このままじゃ…れいむ、ほんとうにおにいさんのこときらいになっちゃうよ! そうか。それなら俺のことを嫌えばいい。さあ憎め。 俺がお前のことをどれだけ愛しているのか、 お前が襲われたあの日、俺がどれだけ悲しんだのか、お前にはわからないようだな だからそうやって、口には出さなくても、俺を恨めしそうな顔で睨むんだろう そんなことないよ! 黙れ。お前は俺よりも、レイパーの子どもが好きなんだろう そんなことないよ! 黙れ…黙れ…黙れ… 金バッチを毟り取られ、れいむは外に放り出された 体中は痣だらけ、うっすらと餡子のにじみ出ている部分もある れいむは察した。おにいさんはれいむがいないほうがゆっくりできるんだね それなられいむはでていくよ、きょうまでほんとうにありがとう、ゆっくりさようなら、おにいさん れいむのいない生活が、また始まった だがれいむは俺の心にこびり付いて離れない 朝、誰も食べないゆっくりフードを用意してしまう 夜、誰も待っていない部屋に向かって、ただいまと言ってしまう 冬の街は何もかもが冷たい 商店街の路地裏の無造作に捨てられた新聞紙にれいむは包まる 途中のゴミ捨て場で拾ったキャベツの芯を、ゆっくりと咀嚼すると涙があふれた 餌が不味いから悲しいのではない。一人ぼっちの食事が悲しいのだ れいむよ、俺を憎むがいい 俺を憎めば憎むほどお前は俺のことを忘れられまい 俺はお前のことを生涯忘れない お前もその体中の傷が疼く度俺を思い出すことだろう、その度に俺と同じ苦しみを味わえ れいむは改めて思い出した ブリーダーのお兄さんやペットショップのお姉さんに教えてもらったことを 野良のゆっくりは弱く惨めで無様な生き物なのだ 特に人間の助け無しで生きていく術をしらない「元」飼いゆっくりは れいむは考えた すっきりを強要されることも冬の寒さも、不潔な住処も不味いご飯も 愛する者から受ける暴力に比べれば何ということは無い そう思い込んで残りわずかのゆん生を、ただ遣り過ごそう お兄さんの愛したれいむ 終
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詩暢(しのぶ) チョコレート好き。 ここの主。 叩きもできるよ 神威(かむたそ) 彼女いる。リア充。チッ(・д・) びっちびち。 一緒に荒らした や 雨音たそ(お姉ちゃん) やさしー(,,・ω・,,)ノ かわゆい、怒るとこわひ← 糞猫(あやか) しのぶの親友。 一重ぱっちりおめめ 良い子。 ゆーちゃん(ゆうか) かむたその彼女。 独占欲やばし、かわゆい。 Pたそ(ゆうたん) いけめそ。PSPの神。 詩暢のかれry← お姉ちゃんのお世話係 えろたそ(ERROR) 本名普通だぬん プリキュアの話しすると嫌がる ホントは優しい( ˘ω˘)クソネミ 喧神(けんたそ) おちびさん、 おちびさん、 入退室のループ魔 まほ(麻穂) やさしーたまにエロ 目おっきい 楓(かえ) ちっこい。かわゆい。 LINEでペアした RAD*(。・ω・)人(・ω・。)*トモダ~チ♪ アルメタ(アルメタ) よくわがんね(´・ω・`) どせいさん(嗚呼たそ) なんかギャルの彼女いる、ゆってた。 いけめそ、モテ男 unko(うーちゃん) AA連投?すごい。 やさしー、いい人。 頭よすなぁっ CHICKEN(ちきん) モンハン厨。 ぶっちゃけゲームあれば生きてける。 いじわるイケメン、意外と頭良い← 銀魂(おっさん) 死んどけ。 ニョキ(ニョ) おいらの敵。 真奈ちゃんlove 真奈(黒ちゃん) たまーに来てくれる。 詩暢の嫁、かわいすぎ 純粋。エロ黒← 沙我(さが) いけめそ、変態&紳士 最俺の話しで盛り上がる。 良い奴 てすてす(てす) モモンガかわいい。 おもろい。 しのむってゆってくる 卓郎(たくたん) ベース野郎。 叩きもできる? 顔が濃い←
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「んっ! ……っ、あぁっ!」 朝、目が覚め、上体を起こして大きな伸びをする男が一人。 名前を響鬼 宗介(ひびき そうすけ)と言う。 現在築二十年あまり経つ古びたアパートに住んでいる、ルックスだけはそこそこの貧乏大学生。 今日もいつもどおり大学があり、いつもどおり小さな洗面所で顔を洗い歯を磨き、朝食の準備をする。 一人暮らしのため、何もかも自分でやらなければならない。 毎日のことだけど、非常に面倒くさいが仕方がないと思いつつ、卵を四個にハムを二、三枚使った目玉焼きを作っている。 ただし作るのは二人分、一人で卵を四個も使っては少々健康にもよくないし。 「さて……」 二枚の更に目玉が三つと一つの目玉焼きを盛り、宗介は自分の布団の中で眠っている者を起こしに行った。 「おい起きろ、朝飯だ」 「ぅ……うぅ~」 布団を勢いよく剥ぎ取ると、中には白い長髪の、宗介と同年と思わせる綺麗な女性が眠っていた。 温い布団をいきなり剥ぎ取られ、女は眠そうに唸って丸くなる。 しかし宗介が軽く体を揺すると、ゆっくり目を開けて上体を起こし欠伸をする。 そしてここで、彼女に注目すべき箇所がいくつかある。 まずは、肌蹴ている宗介のワイシャツの胸元から見えるバランスの良い胸。 ほぼ全部のボタンが開かれているため、ちょっとずらせば丸見えになりそうで、宗介の顔も少しだけ赤い。 そしてもう一箇所は、頭から生えている明らかに人間じゃない、丸みを帯びた猫を思わせる耳。 今は目が覚めてぴんと立っている。 更に女のお尻、穴の開いた下着からは尻尾が生えている。 その尻尾は長く、頭の耳同様猫を思わせるが尻尾の先端は白い体毛で覆われ、それは宗介も偶にテレビなどで見る、ライオンの尻尾そのもの。 「あ……お、あ……お、あよ、う?」 「おあよう、じゃなくて、おはようだアル」 「お、おは、よう、そーすけ」 そう――物凄いぎこちない言葉遣いで挨拶を交わし、宗介に綺麗なブルーの瞳を細めて笑顔を見せる女、アルは人間ではなく、雌のライオン。 正確には白ライオン、ホワイトライオンというライオンの白変種。 更にもう一つ、アルには他のホワイトライオンにはない、『人間の姿になれる』という能力まであり、訳あって宗介が面倒を見ているのだ。 「ほら、顔洗おうアル。飯が冷めちまう」 「う、ん……わかっ、た」 アルの手を引きゆっくりと立たせる宗介は、まだ少し眠気眼のアルを洗面所まで誘導する。 そして顔を現せ、布団を退かし、部屋の端に立てかけておいたちゃぶ台をセットし、その上に先ほど作った目玉焼きとご飯を乗せる。 顔を洗いようやく目が覚め、朝ごはんのいい匂いに反応し、耳を動かしながらアルは内股に座り嬉しそうに箸を取った。 「アル、食べる前に」 「いただ、き、ます……」 先ほどから言葉遣いがぎこちないのは、まだアルが人間の言葉に慣れていないため。 現段階では、アルはようやく一人でたって歩けるようになったため、当然箸使いも慣れてはおらず、握り方も本当にただ握っているだけ。 それでは掴んで口に運ぶのも難しい、取っては落としてを繰り返していた。 その隣で宗介は飯をたいらげていき、何度やってもうまくいかないアルはとうとう涙目になってしまった。 「あ、ぅ……そーすけ」 「だめ。ちゃんと一回でも自分で食べろ」 「うぅ……」 宗介に助けを求めるもあっさり断られ、耳を寝かせアルはしゅんとなる。 教育とは時に厳しいものなのであり、アルは真剣な面持ちで宗介の箸使いを見ながらゆっくりと僅かに温くなっているご飯を掴む。 そして震えた手で口に運ぶ。分量的には一口にも満たないが。 それでも、自分で食べたことには変わりなく、宗介はアルによくやったと褒めつつあーんの如く食べさせ、あっという間に朝食はなくなった。 「さてと……アル、俺は大学行ってくるから、おとなしく留守番してるんだぞ?」 「うん」 そして、もう時間が時間なため、宗介は軽く支度をし鞄を持って玄関にて靴を履く。 それを追うようにアルも玄関まで宗介を見送っていた。 「いって、らっしゃい……」 「あぁ、いってくる。帰りには肉買ってくるから」 最後にあるに言い残し、宗介は玄関の扉を閉める。 宗介が言った”肉”という言葉に、嬉しそうにニッコリ笑顔になるアル……やはり肉食獣だからだろう。 そして宗介が出かけてしまい、静かとなった部屋。 テレビやゲーム、パソコンはあるもののアルは使い方がわからず、畳まれている布団の上に載ると、服を脱ぎだした。 ワイシャツと穴あきパンツが放り投げられ、アルの身体が白く光った直後、布団の上には大きな雌のホワイトライオンが気持ちよさ気に寝息を立てていた。 しかし、何故にごく普通の学生と、人の姿に変えることができる特殊能力を持ったホワイトライオンが、一つ屋根の下で暮らしているのか…… それは、約数ヶ月前にさかのぼる事になる。 この日、宗介はいつもどおり大学が終わり、バイトも終わって家に帰る途中だった。 その際、彼は少し変わったところを通って帰る。 それは、今は使われていない古びた廃工場である。 昔何かに使われていたのか、今でも何かを作り出すであろう機械は埃をかぶりながらも残されており、一応立ち入り禁止となっているものの入り口は開いたまま。 しかもこの工場を抜ければ5分は短縮できるので、埃臭さや偶に虫が飛んでくることを気にしなければ近道となるのだ。 そして今日もいつもどおり工場内を宗介は少し小走りで歩いている。 その手に、バイト先で貰った余り物のハンバーガーが大量に入ったビニール袋を持って。 しかし、宗介は気づいた……工場内の異変に。 「……何だ?」 思わず立ち止まる。 工場内は暗く、所々開いた屋根から月明かりが照らすだけ。 しかし、誰かに見られ続けている視線と気配を感じるのだ。 確実に何かいる……昔野良犬や野良猫がいた時もあったが、その気配とは何かが違う。 早く抜けてしまおう、そう思い宗介は走り出した。 しかし、出口付近で再び立ち止まる。 何故か……宗介が感じていた気配の正体が彼の目の前に現れたからだ。 「な、にぃ?」 驚いて少し後退る。 無理もない、動物園ならまだしも、こんな町中にいる筈のない大きな肉食獣、ライオンがいるのだから。 しかも全身白いホワイトライオン、鬣がないことから雌だということがわかる。 だが宗介にとってはどうでもいい……目の前のライオンは青い瞳を光らせ自分を見つめている。 食われると、宗介は思った……何よりライオンの目がまさに、今からこいつ食おう、と物語っているように見えていた。 しかし実際は、宗介が持っている大量のハンバーガーの匂いで近づいているだけなのだが。 そしてゆっくりとライオンは宗介に近づいた。 この時点で、逃げても無駄だと宗介は諦めライオンの胃の中に入る覚悟を決めていた。 「ゆ、指一本で勘弁…………ん?」 体を硬直させて目を瞑っていた宗介。 だが、ライオンは宗介に触れようとせずにビニール袋だけを引きちぎり、ぼたぼたと落ちた大量のハンバーガーをハンバーグ中心に食べ始めた。 ライオンは雌のほうが狩をするのだと知っていた宗介は、その意外な行動に目を開けて頭だけを動かしてただ見ていた。 「こいつ……」 このホワイトライオンが宗介を襲わなかった理由、それは簡単で、人間を襲ってはいけないと認識しているからだ。 むしろ人間を怖がっており、数日間何も食べていなかったライオンはあっという間に食べ終えると、すぐに工場の奥へと消えて行ってしまった。 その光景を、ただ呆然と見ているしかない宗介、とりあえずぐちゃぐちゃになった紙やらを回収し、今日はこの場を後にした。 翌日、今日は大学はなくバイトだけだった宗介は、暇な午前中に再び廃工場を訪れていた。 その手には、家から持ってきたウィンナーやらの肉類の食料……最悪襲ってきたら囮にもなるかもしれないため持ってきたのである。 そして軽く声を上げると、再びライオンは宗介の前に現れた。 「やっぱ、夢じゃなかったのか……」 昨晩のことは夢だと密かに言い聞かせていた宗介だったが、あえなく現実という言葉がそれをかき消した。 まずどうしてこんな所にライオン、しかも珍しいホワイトライオンがいるのか考え始めたが、すぐに自分の状況を考え始めた。 宗介の考えなど無視するかのように、ライオンが昨晩のハンバーガーのように囮用に持ってきた肉の入った袋を奪い取ろうとしたからだ。 「待て」 しかし、今回は昨日のようにはいかず、宗介は食料の入った袋を後ろに隠す。 それを追うかのように後ろに回ろうとするライオンだが、させないとばかりに宗介もその場で回転している。 このやり取りが数分続き、このライオンは人を襲わないと、宗介は判断しその場にしゃがみこんだ。 「まだ腹減ってるのか……まぁ、ライオンだしアレだけじゃな……あぁ~、ちょっと待ってろ、今開けてやるから」 しゃがんだ宗介に、ライオンは早く飯くれと言わんばかりに袋を奪い取ろうとする。 だがその前に、宗介はウィンナーやハムを開け、更に持ってきていた大きな皿に移す。 すべて移し終えると肉の山盛りとなり、ライオンは実にうまそうに肉を食べていた。 「本当に人襲わんのか? それとも人懐っこいだけか……」 こうして見ていると、体格に相当な差があるもののそこら辺の野良猫とあまり変わらない。 白い毛並みに、青い瞳が綺麗なライオンは、可愛いというよりも美しいと宗介は感じ手をゆっくりと伸ばし触れようとする。 宗介の手が、白い毛に触れた……その瞬間、ライオンは尻尾を立て、食べかけの肉を撒き散らし工場の隅へと隠れてしまった。 「お、おい……なんだ?」 全身飛び散った肉まみれになる宗介は、機械から顔だけを覗かせているライオンを訳が分からないという様子で見ていた。 「あいつ………もしかして人間怖いのか……?」 よく見たら小刻みに震えているライオン。 ここでようやく、宗介はあのライオンは人間を恐れているのだと気づき、バイトの時間もあるので食べられそうな肉を拾い器に移した。 「あとで……またなんか持ってきてやるからな」 最後にライオンに聞こえるよう、工場に声を響かせて宗介は去っていく。 この時点で警察に連絡してもよかったが、何となく、宗介はそうしなかった。 それから数日の間、宗介は廃工場に訪れては食料をライオンに与えていた。 更に毛布やらを与え、廃工場で飼っているといった感じだ。 無論、人間が怖いライオンは食料は食べるものの、食べ終えればすぐに工場に消えて行ってしまう。 それでも、数日宗介と接し、彼には心を開いたらしく、今では宗介の気配を感じただけで工場内から出てきて彼に体を摺り寄せる。 ライオンは宗介だけには懐いていたのだ。 「じゃあな、また明日来るから」 「グゥゥ……」 食事を与え、宗介が押し倒されて舐められたりするだけだが、少しの間戯れ、宗介はアパートに帰る。 その際に、ライオンが寂しそうに鳴き、宗介は笑って頭を撫でる。 いつもはそれでライオンは満足するのだが、この日だけは違った。 そして、ライオンが不意に前足を宗介の両肩に乗せると、彼はそのままライオンに押し倒された。 「うわっ! な、なんだよ!?」 「グゥ……」 「こ、こら、舐めるなってくすぐったい……」 ライオンは宗介の頬を嘗め回す。 宗介は目を瞑り、ライオンに呼びかけるが舐められ続けている。 そして、彼はある大きな異変に気づいた……大きいライオンの舌がどんどん小さいものへと変わっていくのだ。 自分を押さえ込んでいる前足も鋭い爪の感触も、力はそのままだが小さくなる。 そう――まるで人間のようで、肉球や毛の感触はもう無かった。 「な、なにぃ!!」 舌で舐められる感触が消え、宗介はゆっくり目を開け上を向くと、目を見開き驚愕した。 自分を押し倒したはずのライオンの姿は無く……代わりに全裸の女に押し倒されているのだ。 長い白髪、そして青い瞳、そして女とは思えないこの力。 そして何より、白い髪から見えるライオンのような獣の耳…… まさかとは思ったが、この女はあのライオン、と宗介は思うしかなく、口をパクパクさせただ驚いていた。 「……いか、な、いで」 「な……」 「いか、ないで……いかな、いで……」 しかも喋った。 瞳を潤ませ、綺麗な声で、ただ『いかないで』と宗介に言い続けている。 いろいろと混乱する中、とりあえず起き上がろうとする宗介だが、やはり起き上がれない。 困ったので、とりあえずわかったと女に言い、その言葉が通じ女も宗介を解放した。 「えっと………とりあえず、名前は?」 「……?」 「名前は……無いらしいな……」 起き上がると、更に女の尻部からは尻尾が見えるが、すでに嫌と言うほど驚いた宗介は大して驚かない。 そして女に名前を聞くと、初めは首をかしげる女だが、言葉が理解でき名前なんて無いので首を横に振る。 宗介は正直困った。 全裸という、見るところに困る女の格好もそうだが、獣耳と尻尾を生やした人間の女は、ある意味ホワイトライオンより世間に知られるのはまずいだろう。 ライオンならば動物園やらに行くのだろうが、このような人間は体をあれこれ調べられ、怪しい実験やらを受けるに違いない。 そう思い込んだ宗介は、いろいろと迷ったが、内股で座っている女の手を取り、上着を着せて自分の家へと向かった。 人間サイズならば、狭いアパートの部屋でも何とかなると判断したためだ。 そして、一緒に暮らすのだから名前が必要と、宗介は彼女に”アル”と名づけ、アルが人間と獣の姿に自由になれるということも知った。 「アル、そんなとこ齧っちゃいけません」 「あぅ……ごめ、んなさい……」 更に、あるニュースにて、アルが何故廃工場にいたのかも判明した。 彼女は、人間になれるという特殊な能力により、珍しいもの好きの金持ちやらに裏ルートで買われ、飽きられたら捨てられを繰り返されていたのだ。 そして再び新たな飼い主に買われ、その家に運ばれている際に、運んでいたトラックがこの近くで事故を起こし、アルは逃げ出しあの廃工場へ隠れるようにいた。 アルが人間を怖がるのも、人間の言葉を理解しぎこちないが喋れるのもそのせいで、念のために宗介はアルを外出禁止にする。 また捕まってしまうというのもあったが、普通に考えれば獣耳と尻尾を生やした女、またはライオンが街中を歩いていればパニックになるのは目に見えていたから、特にライオンは。 まぁ、そんな事あり、ちょっと不安なのだが……なにはともあれ、こうして宗介とアルの生活は始まった。 「くちゅんっ!」 昼間は暇である。 故に暇すぎて、アルはくしゃみをする。まぁ、ワイシャツとパンツだけではやや寒いということもあるが。 二度寝と昼食も終わり、脱ぎ捨てたものを少し手惑いながらも着直して、アルはボーっと外を眺めている。 小さな窓からは殆ど空しか見えないが、ゆっくりと形を変える雲、時々鳥などが飛んでくる。 時々外に出たい気もするが、宗介に一人で外に出てはいけないと言われているし、外には怖い人間がわんさか居る為、出ることができない。 しかし、ずっと室内に居っぱなしアルにも、しっかり友達ができていた。 「あ、いたいた!」 そのアルの友達は、宗介が無用心にも鍵を閉め忘れた窓を開けてやってきた。 「びゃっこ♪」 アルは嬉しそうに笑顔で迎えた。 びゃっこと呼ばれた友達、名前は白虎。 白髪に金色の瞳、そしてアルと同じくお尻から猫を思わせる尻尾を生やした女の子で、アルが唯一宗介以外に心を許せる虎娘。 何故心が許せるのかと言えば理由は簡単、自分と同じ匂いがするからである。 靴を玄関まで持っていき、白虎は笑ってアルの隣に座った。 「今日は何する? あ、それとも青龍が作ったお菓子食べる?」 「おはなし、聞きたい」 「また? まっ、いっか。えっと、じゃあ今日はねぇ……」 アルの言うおはなしと言うのは、文字通り白虎のお話だ。 白虎が外で見た何気ないことや珍事件からエッチな内容の話まで…… 宗介と暮らす前も、ずっと暗い部屋などに閉じ込められてしまっていた。 その為外の世界はあまり知らないアルは、いつも楽しそうに笑って白虎が言う話を聞いている。 そして今日も、夕方になるまで白虎が持ってきたお菓子を食べながら聞き続けていた。 今日は、いつもと違って宗介はまだ帰って来なかった。 それはアルが待っているから、帰ると言い張る宗介を、バイトの女の先輩が無理やり居酒屋へ連行したためである。 ある日を境に、これはアルと出会ってからを言うのだが、急に宗介の付き合いが悪くなってしまいその不満が爆発したため。 宗介は何度も帰ろうとした……しかし先輩は帰してくれなかった。 「そーすけ……」 そんなこと知る由もないアルは、真っ暗な部屋の中、もう白虎も帰ってしまったので一人で月を見ていた。 「……ぁぅ……」 暗い部屋、耳からは僅かに人の声や音だけが聞こえ、アルはだんだん寂しくなってくる。 暗いところで一人で居ることも、アルは嫌いなのだ。 「そ、すけ……っぐす……」 そしてとうとう寂しさやらがピークを迎え、アルの青い瞳から涙が滲み始めた。 その時だ、不意に玄関の扉が開く音と宗介の気配を感じ、アルは獣耳を立たせ玄関に駆け寄った。 そこには宗介がいた。 だが、少し様子がおかしい……顔も赤いし何処かふらふらしている。 さらに変な臭いがアルの鼻を刺激する。 それもそのはず、結局宗介は先輩に流されるがまま酒を飲み、かなり酔っていた。 「た、ただい……」 しかし、やっぱり酔っているなんて知る由もないアルは構わず宗介に抱きついた。 「そーすけ! そーすけ!」 いつもは抱きつくまではしないアルだが、今日は一人で寂しかったので抱きついた。 しかし、いつも抱きつくと宗介に怒られるのですぐに離れて、居間へと向かった。 それを宗介はふらつきながら電気もつけずについて行き、鞄と上着を捨てるように放り投げ、その場に座る。 明らかにおかしい宗介の様子に、アルは内股で座り心配そうな表情を浮かべていた。 「そーすけ? だい、じょうぶ? なんか、変」 「……」 「そー、すけ? びょうき、なの?」 訊ねても宗介からは返事が来ず、アルは前かがみになり宗介の顔を覗き込んだ。 暗い部屋だが至近距離から見れば、宗介でもアルの顔がはっきり見える。 美しいと言える顔立ちに上目遣い、そしてワイシャツとパンツのみという格好。 通常ならば、顔を赤くし理性を抑える宗介だが、酔っているという事もあり、その理性はあっさりと音を立てて崩れ去った。 そして、宗介はそのままアルを押し倒した。 「きゃっ!」 急に押し倒され驚きの声を上げるアルに、覆いかぶさるように宗介は見つめる。 いつもの優しげな表情とは違う宗介に、アルは少しだけ恐怖を感じて獣耳を畳んだ。 「どう、したの?」 「アル……アルの言うとおり、俺、病気なんだ……だから、一緒に、治そう……」 「え……んッ!」 そして、宗介がアルに静かに告げた瞬間、二人の唇が重なった…… 翌朝、激しい頭痛とだる気とともに宗介は目を覚ました。 寝ぼけ眼で部屋を見渡す……自分の服が散乱し全裸になっている事がわかった。 さらに布団までもぐしゃぐしゃで、先輩に強引に飲み生かされた以降、昨晩の記憶がない宗介は少し困惑した。 「あたまいてぇ……ちくしょう………何があったんだ昨日?」 とりあえずアルに聞けばわかるだろうと、アルを捜すがいない。 「……う、ん……」 「ん? ………えぇ!!?」 その時、不意に隣から声が聞こえ、宗介はその方向を向く。 目の前には人型の盛り上がり……いつものとおりアルが寝ているんだろうと判断し布団を剥ぎ取る。 そして、宗介は驚きの声を上げた。 何故か………それはアルが全裸だったからだ。 寝るときは服を着るように教え、アルもそれに従っていたはずなのにもかかららず全裸。 色々と混乱している宗介だが、状況を見て冷静に考え始めた。 「えっと……散らばった服に、俺も裸で、アルも裸……………って事はまさか俺!!」 ようやく事態が理解できたようで、宗介は驚愕した。 そして一つのビジョンが頭をよぎる。 それは暗い部屋で、今まで抑えてきたものが爆発して衝動のままにアルと体を重ねている自分の姿。 やっちまった! そんな思いが宗介を支配し、その最中アルが目を覚ましゆっくりと状態を起こす。 宗介はビクッと肩を震わせ反応し、大きな欠伸をしたアルは宗介の顔を見つめる。 ほぼゼロ距離でアルの顔があり、昨晩と違って顔を赤くする宗介。 「あ、アル……き、昨日――ッ!」 何秒かの沈黙の中、宗介は何とか口を開いた。 だが宗介の言葉は途中で消される……アルの唇が重なったことで。 キスをされ、そのまま流れるようにアルに押し倒される宗介。 彼女の両肩を掴み引き離そうとするが、人間の姿でもライオンの力はそのままなのでアルには敵わない。 両手の手首を押さえられ、更に強く唇を押し付けられ舌を入れられる。 アルの舌は宗介の口内を舐め回すように動き、音を立てて唾液を吸い、また自分の唾液を宗介に送った。 「んッ……んはッ、んんんッ……」 「……ッ……」 その刺激に力が抜けて始め、ばたつかせ暴れていた脚の動きも止まり、宗介の中で一度は壊れたがまた形成されつつあった理性にひびが入り始めた。 「ッく……あ、る、やめろ……ッ!」 それでも、呼吸のため一瞬アルが唇を離した時、宗介は少し強めな口調で言う。 その声に反応し、アルはディープキスをやめるが、両手はそのまま押さえたまま。 宗介を見下ろすアルの表情は、妖しくも美しい。 その表情に宗介は体を震わせるが強気な態度でいくことにした。 「お、おいアル! いきなり、何をするんだっ!? いてて……」 「……」 怒鳴っているに近い宗介の言葉。 その際に頭痛がして彼は眉間にしわを寄せる。 しかしアルは黙ったままジッと宗介を見下ろしていたが、やがてゆっくりと口を開いた。 「そーすけ、朝、起きたら、またしてくれるって、言った」 「え……お、おいアル……」 ぎこちない喋り方で言った直後、アルは宗介の下腹部まで体を下げる。 アルが何をしようとしているか、直感した宗介はアルを止めようと上体を起こす。 しかし遅かった。 「んんッ……んふッ、ちゅるッ……」 「うっ……やめ、アル……」 朝の効果もあり硬くそそり立った宗介の肉棒を、アルは咥え頭を上下に動かす。 片手で肉棒の根元を持ち、もう一方の手で袋を揉む様に動かす。 亀頭から出る透明液を吸いながら、亀頭だけを重点的に舐めたり、根元から全体を舐め上げたりする。 宗介はアルを引き離そうとするも、キスの時同様力が入らず、アルに攻めにさられるがままになっていた。 「んむッ……そーすけ、きもち、いい?」 更には、アルが肉棒を咥えながら上目遣いで宗介に訊ねるものだから、宗介の理性は更にひびが入り、興奮が高まり射精感を覚える。 それに反応し、口内で膨らむ肉棒に少し驚くも、昨晩と同じことだと分かりアルは一層頭の動きを激しくした。 「んぶッ、んじゅッ……だして……んッ」 「くぁッ……アルっ!」 そして、アルが静かにひとこと言った瞬間、我慢が切れて宗介はアルの口内に精を放った。 「んんんッ! んぅッ……んッ……」 口内に流れる精液を、瞳に涙を溜めて受け止めるアル。 口の端からは精液が筋になって流れ、アルは喉を鳴らし飲み込んでいる。 宗介は体を痙攣させ、やがて射精が終わると、アルはゆっくり口から肉棒を放すと、唾液と精液が混ざった糸ができ、すぐに消えた。 「ん……まだ、カタい……」 うっとりした表情で肉棒を見つめるアル。 その視線や彼女の吐息を感じ、肉棒は射精後だが硬いまま。 そして再び、アルは肉棒を口に咥え、射精後でより敏感になっていた宗介は体を震わした。 アルは頭を上下に数回往復させると口から放す。 また口で出されると思っていた宗介は少し困惑したが、アルが自分の上に跨ったことにより驚きの表情を浮かべた。 「なっ、ちょっと待っ……た」 今日の宗介の反応は遅い。 彼が止めようとした時には、肉棒はアルの秘所にあてがわれ亀頭がすでに入っていた。 口とは比べられない快感が襲い、宗介は上体を寝かせてしまい、アルも挿入の感触に耳をぴくぴく動かしながら肉棒を沈めていった。 「んぅぅッ! は、はいっ、た……ひとつ、に、なったよ、そーすけ」 そして根元まで受け入れ、アルは身を震わせながら笑みを浮かべて宗介を見下ろす。 その妖艶な笑みは、宗介の興奮を高め理性を崩していく。 だが、宗介は最後の抵抗を見せる。 力じゃ勝てない、むしろ騎乗位の状態ではどうすることもできないので、言葉での抵抗だった。 「抜いて、抜け、アル」 「やあぁ……ぬか、ないッ……んあッ!」 しかし、その抵抗もやはり無意味なもので、アルは前かがみになり腰を動かし始める。 肉棒を締め付け、うねうねと動くアルの膣内は、容赦なく宗介を追いつめていた。 「あぁッ、んんッ、はぅッ、あぁッ……!」 結合部からは愛液が飛び散り、水っぽく卑猥な音が流れ、だらしなく開かれたアルの口からは唾液が一筋流れている。 普段の言動や行動だけに、宗介にとって少し子供っぽい印象だったアルはここにはいない。 いるのは、ただ快楽のままに動いている妖艶な雌のライオン。 「はんッ、きもち、いいよ、そーすけッ……んッ!」 「……ッ」 腰を振りながら、アルが一言言った時だ。 その言葉に、宗介の中で理性が完全に崩壊した。 そして自らも腰を突き上げ、アルを攻め始めた。 「ひゃんッ! はッあぁあッ……も、もっとッ」 「アル……」 急に下から肉棒を突かれ、最初こそ驚くアルだったが、すぐに強請るように宗介に喘ぎながら言う。 宗介もそれに答えるように腰を動かし、そのまま上体を起こすと、アルは宗介の首に手を回し抱きついた。 そして宗介は胡坐をかき、二人は座位の退位となった。 「ふあぁッ、これ、すき……」 アルは座位が好きだ。 理由は宗介と抱き合いながらできるからであり、昨晩も終盤はほとんどこの体位で求め合った。 二人は唇を重ね、上と下の口を塞いだ。 上の口ではお互いの唾液を絡め交換し、下の口では宗介が肉棒を突き上げアルを攻めていた。 そして、アルは絶頂を迎え始め膣内の締め付けは増し、宗介も再び射精感に襲われた。 「そー、すけぇッ……そーすけッ、そーすけッ!!」 だんだんと何かが爆発しそうな感覚に、体を震わせ涙を流しながら、アルはより宗介に密着し彼の名前を言い続ける。 そして、肉棒が膣内の最奥を刺激した瞬間、アルは絶頂を迎えた。 「ああああぁぁッ!」 「くっ……!」 膣内は今まで以上に締め付け、宗介もまた、アルの膣内に精液を噴射した。 「――――ッ!!」 目を見開き言葉を失うアル。 流れ出る精液はアルの膣内を満たして、結合部から外に流れて布団を汚す。 自分の中に宗介の精液が流れる感覚に、アルは無意識に笑みを浮かべた。 射精はしばらく続き、終えると宗介はアルと繋がったまま彼女を寝かせる。 そして、今度は宗介が腰を動かしアルを攻め始め、絶頂を向かえ敏感になっているアルは再び喘ぎだした。 「ああぁッ! そーすけぇ、きもちい、い?」 「あぁ、アルも気持ちいいか?」 「うん。だから、もっと、して……あんッ、はぅッ……!」 今度は正常位でお互いを求め合っている二人はもう止まらない。 宗介も、もう我慢するのはやめた。 何より昨日もうやってしまったし、魅力的な女性であるアルと暮らしていれば、こうなる事も多少だけど予想はしていた。 我慢は体に良くないし、今はもうアルも宗介を求めているため合意の上なので、背徳感もあまり無い。 遅かれ早かれ、アルとはこういう関係になっていたのかもしれないと、宗介は自分に言い聞かせながら腰を動かしていた。 「そーすけ、スキ……」 その最中、白虎に教わった言葉を言いながら、アルは両手を宗介の背中に回し引き寄せ、両脚を腰に回す。 そして再び、宗介はアルの膣内に精液を放った…… それから数時間が経った。 「ぐがー、ぐがー……くおぉぅ……」 「ん……そ、すけ………スキ……」 「今日は帰ろうか、玄武?」 「……うん」 今日もアルと遊びに白虎が玄武と共に訪れた。 だが、窓を開けると、お互い抱き合いながら眠っている宗介とアルの姿。 宗介は頭痛がして微妙に苦しそうな表情を浮かべるが、アルはとても幸せそうな表情で眠っている。 そんな二人を見て、白虎と玄武もまた自分の主に甘えたくなり、そのまま静かに家に帰っていきましたとさ。
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